PLAYSTATION 3によるマルチメディアファイルの再生はとても快適。
動画再生は、非常に優秀なアップコンバートと、高速・快適なシーンサーチが手放せない。音楽再生は、Super Audio CD再生機能と、CDのアップサンプリングが、地味ながらも非常に有効。そして、静止画再生においては、フォトギャラリー機能が、写真の見せ方という点で非常に面白い。
しかし、これらを積極的にサポートするべき、SONY本社側の製品が全く話にならない。
特に酷いと感じたのが、SonicStage。
音楽ファイルへアルバムジャケットを埋め込むことが出来るのだが、どんなに大きな解像度のファイルを設定しても、埋め込む際に200x200程度の画像へリサイズして埋め込んでしまうのだ。
これがどのような弊害を生むかといえば、DLNA配信の時に問題となる。
DLNA配信時、DLNAサーバーたるVAIO Mediaは音楽ファイルからアルバムジャケットを読み出し、DLNAクライアントへ渡す。アルバムジャケットを表示するようなDLNAクライアントは、PLAYSTATION 3に限らず、大抵は大画面の表示デバイスだ。そこへ、縮小されたジャケットイメージが渡される。
結果、縮小画像を無理矢理拡大した、汚らしいジャケットが表示され、うんざりするのだ。
VAIO Mediaも、サポートしているフォーマットが少ない等の問題があるが、SonicStageのこれは致命的で、SONY製品で周辺環境を固める気持ちが減退するほどの、悪仕様だと思う。
2009年4月から、SONY本社が再編され、VAIOとPLAYSTATIONファミリーは、一つのグループの配下となった。この再編の結果が出るには、半年程度の時間が必要だろう。
しかし、願わくばPLAYSTATION 3とPSPをコンテンツ再生機器の核に据え、VAIOがコンテンツ制作と配信を担うという、グループの強みを活かした方向に進んで貰いたい。
だからこそ、今日も不便や不満を押し殺しつつ、SonicStage Vを使い続けるのだ。
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